日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

国保料1万円の引き下げできる

余している国保への繰入金

19日から始まった第3回定例市議会に先立ち、11日、日本共産党市議団は市政懇談会を開催しました。地区労連、民商、社保協などの民主団体を始め、市内各区からの参加者など25名が参加しました。

 決算の概要を説明する宮川市議
決算の概要を説明する宮川市議

今回の議会は前年度の決算を審議する決算議会です。宮川市議団幹事長が決算の概要を説明。高すぎる国保料軽減のため、市が一般会計から繰り入れている予算の半分近くをここ数年余らせていると指摘しました。余らせて一般会計に戻している額を、国保料の引き下げにつかえば、一世帯1万円の引き下げが可能になります。

参加者からは、保育所の待機児童解消のため、横浜方式が導入されようとしているが、株式会社の参入や、高架下の保育所では保育の質が保たれないとの指摘が。また、国保料の滞納に対する対応が厳しくなっており、保険証がなくて病院にかかれず、手遅れになるケースが多発するのではとの指摘もありました。

代表質問は26日午後、傍聴を

日本共産党の代表質問は26日午後2時すぎからになる予定です。今回は宮川市議が、懇談会で出された意見も取り込んで行います。市議会は誰でも自由に傍聴できます。ぜひ一度傍聴してください。インターネットでも聴視できます。

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公契約条例見直して再提出

12日、札幌市の議会運営委員会で、生島副市長は、継続審議となっている公契約条例について、「一度撤回し、内容を見直した上で再提出する」としました。

日本共産党の宮川市議は「なぜ見直すのか、どこを見直すか」と質問。副市長は「条例の理念を明記すること、地元中小企業育成の観点を盛り込むこと、条例違反の対応などを具体的に検討したい」と答えました。

宮川市議は、官製ワーキングプアーは解消されておらず、条例の必要性は高いとし、早期に再提出することを求めました。

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安倍政権の暴走に
市民の運動でストップを

会場いっぱいの学習決起集会 消費税増税や原発再稼働、社会保障の削減など国民の願いに反する安倍政権の暴走に、市民の運動でストップをかけようと、12日夜「原発ゼロ・秋のたたかい学習決起集会」が、原発問題全道連絡会、国民大運動北海道実行委員会の主催で開かれました。

会場のエルプラザホールは350人を越える参加者でいっぱいに。先の参議院選で返り咲いた日本共産党の小池晃氏の熱のこもった情勢報告に、参加者一同、これからの運動に対する確信と勇気をもらいました。

多くの人々が待っている政治を変えようと

主催者を代表し、原発問題全道連絡会代表委員の畠山和也氏は、「今、政治を変えようと言う声を多くの人々が待っている。学生や若いお母さん達に署名が広がっている。自民党の中にも、『消費税増税は慎重に、TPPの秘密主義はおかしい』と矛盾が広がっており、TPP反対と原発100万署名では幅広い市民運動が起きています。闘いはこれから、北海道から安倍政権を包囲するのろしを上げましょう」と挨拶しました。

自民の中にも矛盾一致点で幅広い共闘を

今の政治情勢と闘いの展望について、小池参議院議員は以下のように語りました。

今度の参院選で二大政党も第三局も完全に破綻した。従来、民主党一党支持で締め付けてきた連合傘下の労働組合でも、民主党の支持カードを下ろさなかったり、「賃金カットを進めた民主党は応援できない」と公務員組合の支持離れが進むなど、民主党に対する反発が強まっている。維新やみんなの党は、自民の補完勢力でしかないことが明白になった。政界を覆っていた霧が晴れて、自民党に対決するのは共産党しかないことがハッキリしてきた。

福祉のため、国の借金を減らすため必要と言われてきた消費税増税、8%に引き上げても5兆円は景気対策でばらまくという。これでは消費税増税の大義名分も何もない。増税論者の中にも、今は増税すべきでないという人も多い。こういう人々も含め、増税ストップで力を合わせ頑張りたい。

原発については、オリンピック誘致での安倍首相の「安全宣言」は何の根拠もない。収束宣言は撤回し、国の責任で汚染対策を行い、かかった経費は東電や原発関連企業に払わせるべき。

安倍政権の悪政に対し、各地で批判が高まっている。8日には茨城県筑西市で県議の補選が行われ、日本共産党の候補が自民推薦候補を破って当選した。筑西市は米作地帯で、TPPと地域の病院つぶしが大きな問題となっていた。私も応援に駆けつけたが、日本共産党の鈴木氏には、地元の自民党の役員だという人も応援に来ていた。住民の利益を守って、幅広い人々と共闘していく、こういう動きを全国で起こしていきましょう。

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ヒメムカシヨモギ

ヒメムカシヨモギ すっかり涼しくなり、道端で花を咲かせていたヒメムカシヨモギも種を飛ばし始めました。

北アメリカ原産の越年草(秋に芽が出て冬を越して花が咲く)で、世界に広く帰化しています。日本には明治の初めに入り、短期間で全国に広まった代表的な帰化植物です。

明治草とか鉄道草とも呼ばれ、明治年間に鉄道によって広まったことを示しています。

目立ちませんが、タンポポの種と同じように冠毛の付いた種で増え、アスファルトの隙間でも発芽し、冬の間は地面に張り付いたロゼット状態で過ごします。

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13年09月22日付「豊平区新聞」より