日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
counter

ニュースと話題

生活保護の削減取り消しを

全道で1200件超す審査請求

8月から生活保護費が削減されたことに対し、その取り消しを求め、17日全国一斉に不服審査請求が提出されました。

豊平区からは39件提出

不服審査請求提出集会北海道では、札幌エルプラザホールにて提出集会が開催されました。集会には、生活保護受給者ら250人が、札幌市内を始め石狩、岩見沢、函館、釧路などから参加。大橋晃「生保を良くする会」代表(道社保協会長)は「今日は新たなたたかいのスタート、さらにねばり強い運動を広げましょう」と挨拶しました。

その後、審査請求人を代表して、豊平区の長谷川さんを始め7人が登壇し、生活の実態を訴えるとともに、審査請求に参加する決意を語りました。

さらに、集会では、年金者組合北海道本部委員長の渡部さん、きょうされん北海道ブロック長の片山さん、自由法曹団北海道支部事務局長の渡辺さんからも激励のあいさつがありました。

審査請求書は、自分で提出したいとする請求人や代理人50人がステージに並び、道庁の担当者に直接手渡しました。この会場では1058人分の請求が提出されました。

道内では札幌の他、江別、小樽、苫小牧、北見の4会場で審査請求がなされ、北海道全体での審査請求は1289件となりました。このうち豊平区からは39件を提出しました。全国では、今月末までに7600を超す世帯が審査請求を行うこととしています。

ページ先頭へ


中の島で100万人署名を訴え

中の島で100万人署名を訴え 19日午後、日本共産党豊平区委員会は、地域の党支部や後援会とともに地下鉄中の島駅前で、原発のない北海道を求める100万人署名に取り組みました。

泊原発再稼働の問題点を指摘した北海新報号外を配布するとともに、マイクからは、「100万人の署名を北海道知事に突きつけ、泊の再稼働を許さず、原発のない北海道を実現しましょう」と訴えました。

ページ先頭へ


新規制基準と泊原発再稼動

緊急シンポジウム日本科学者会議北海道支部の主催、原発問題全道連絡会の後援により、緊急シンポジウム「新規制基準と泊原発再稼動を問う」とするシンポジウムが21日午後、市内で開催されました。

泊原発の再稼動申請が出され、規制委員会での審査が進められていますが、この問題についてじっくり検討する必要があるとして開催されたものです。3名の専門家が報告を行いましたが、その概要をお知らせします。

安全は保障していない新規制基準

原発問題全道連絡会事務局次長で気象学者の石崎氏が「新規制基準で事故は防げるか」と題して報告しました。

始めに石崎氏は、原発をめぐる最近の世論調査の結果についてふれ、今年3月の調査では福島原発事故と同じような事故が今後起こりうると考えている人が、「たぶん起こる」も含めて80%に達しているとし、多くの国民が過酷な原発事故が起こりうると考えていると指摘しました。

石崎氏は、「新規制基準を厳格に守れば原発は安全に運転できるのではという漠然とした期待があるようであるが」と前置きして以下のように語りました。

新規制基準の考え方としては、①福島原発事故のような過酷事故は起こりうるとの前提に立ち、②従来要求されていなかった過酷事故対策を要求し、③テロや航空機衝突対策も要求しており、それぞれについて事故の進展を防止するための強化策を求めている。しかし、これだけ守れば安全とは言っていない。あくまで規制のための基準であり、基準に合格しても国が安全を保障するものではない。安全はあくまで国民、住民が判断することになる。「泊原発の安全」について知事はどう判断するのか、厳しく問われることになる。

さらに石崎氏は、規制委員会のメンバーの、「基準だけ取り出して議論することは無理があり・・・事故が過酷になればなるほどマネージメント(手順、人、技術力)の領域が非常に大きくなってくる、言い換えると設備要求の占める割合は小さくなってくる」との発言を引用し、防潮堤だとか電源車など、過酷事故に対応した数々の設備を整えても、いざとなった時のその活用にも大きな課題があるとして、新規制基準に対する警鐘を鳴らしました。(以下、次号につづく)

ページ先頭へ


首相の大ウソつき! アンコントロール

道庁前の反原発行動久しぶりに道庁前の反原発行動に参加してきました。

ちょうど安倍首相がIOC総会のオリンピック東京誘致演説で「放射能はブロックされている、コントロールされている」と大嘘を言った直後で、参加者は一堂に「首相の大嘘つき!アンコントロール」と叫んでいました。(13日、K)

ページ先頭へ

セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ 草むらや空き地で黄色いセイタカアワダチソウが咲いているのがちらほらみられます。札幌ではオオアワダチソウが多く、花はもう終わっていますが、セイタカは今が花盛りです。

両者は見た目では区別が付きませんが、セイタカはオオより遅く咲くこと、茎や葉に短い毛が生えており、さわるとざらつくことで区別できます。オオアワダチソウと同じ北アメリカ原産の帰化植物で、地下茎で盛んに増えます。

一時は関西の宅地造成地などで広く広がり、日本中がセイタカアワダチソウで占領されてしまうのではと恐れられましたが、そういことにはなりませんでした。帰化雑草の代名詞のように言われましたが、泡立つように咲く黄色い花は華やかで見栄えのするものです。

ページ先頭へ

13年09月29日付「豊平区新聞」より