明けましておめでとうございます
昨年はいっせい地方選挙はじめ、さまざまな取り組みへのご支援・ご協力をいただき有難うございました。
いま国会の中では、野田内閣が通常国会で消費税増税法案を提出したら、いつでも解散になりうると、各党は３月解散、５・６月解散を想定し年明けからいっせいに総選挙に走り出そうとしています。
日本共産党は、昨年末に北海道比例ブロックに畠山和也候補を発表、さらに小選挙区候補を発表していく予定です。
これまで日本共産党の前進をはばんできた「二大政党づくり」がゆきづまり、私たちの頑張りによって政治的力関係が大きく変化する可能性が広がっています。
来るべき総選挙では必ず北海道で議席回復を果たし、全国的にも議席増を勝ちとり、本格的な反転攻勢に転じる選挙にする決意です。
新しい年がみなさんにとって希望の光が見える年となるために奮闘する決意です。ひきつづき、いま取り組んでいる日本共産党の力を大きくする運動はじめ、総選挙勝利にご支援・ご協力を心からお願いいたします。
日本共産党札幌豊平・清田・南地区委員会
委員長 池田 博
12月21日午後、東部民主商工会、共産党豊平区委員会、新婦人、豊平区革新懇等の団体で、消費税の増税に反対する署名宣伝行動を平岸駅前で行いました。
この行動には14名が参加し、30分ほどで、50筆をこえる署名が寄せられました。また、用意したビラ入りのテイッシュも80セットがすぐになくなり、さらに50セットを追加し配布しました。
宣伝では「社会保障のために消費税引き上げが必要と言われていますが、国はこれまで社会保障費を削り続けてきました。その額は02年から08年までの７年間で１兆６千億円も。一方で米軍への思いやり予算は１兆８千億円にもなっています。思いやり予算や政党助成金の廃止、大企業・大資産家への優遇税制の中止で消費税に頼らなくとも社会保障の財源は出てきます。所得の低い人ほど重荷になる消費税増税はやめさせましょう」と訴えました。
宣伝を開始したとたん、小さな子供連れのお母さんが足を止め、「今でも生活が苦しいのに、増税なんてとんでもない」と署名に応じてくれました。また、民主商工会の名の入ったビラを見て、「民主党か？」と聞いてくる人も。「民主党とは関係ないです」と言うと、それならと署名してくれました。「民主党は何やっているんだ、公約破って増税とはひどすぎる」と署名に応じてくれる人もあり、民主党のやり方に対する怒りがうずまいていました。
当日は東京で厚生労働省を囲んで1000人要請行動も取り組まれました。
お正月を飾る花木として、真っ赤な実をつけたセンリョウがあります。緑の葉と相まってめでたい雰囲気を醸し出します。センリョウ（千両）は常緑の潅木で温かい地方にしか自生していません。名前の由来は、葉が小判に似ているとか、赤い実が美しく値千金だからという説があります。同じような花木にマンリョウ（万両）がありますが植物学的にはセンリョウとはかけ離れた植物です。これも暖地の植物です。
百両、十両もあります。百両はカラタチバナ、十両はヤブコウジの別名です。ヤブコウジはマンリョウと同じ仲間で、道南に自生しています。しかしセンリョウなどと比べずっと小さく赤い実の数も少ないので十両くらいということでしょうが、いずれにしてもめでたい名です。
12年01月1日、8日付「豊平区新聞」合併号より