日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

寄せられた諸要求に
丁寧に答えて頂きました 4日の区交渉

豊平区民の要求を実現する連絡会は、4日午前、豊平区役所にて、あらかじめ提出していた45項目にわたる区民の要求について、交渉を行いました。連絡会からは、21人が参加しました。

区民要求交渉 冒頭、三日市区長は、「豊平区には、札幌ドームやカーリング場などのスポーツ施設があることから、スポーツを生かしたまちづくりとともに、防災にも力を入れていきたい。また、豊平区は歴史のある町であり、こうした地域の特徴も生かしたまちづくりをしていきたい」と挨拶しました。また、提出された要望については、「関係部署とも連絡をとり対応した。解決に時間のかかるものもあるが、より良いまちづくりのため、支援と協力を願いたい」としました。

45項目の要望に対する回答は、資料も含めて36ページに渡る文書として配布されるとともに、主なものについて担当者から説明があり、その後、質疑応答を行いました。

国保料の引き下げ、生活保護受給者への就労指導について、再度要望

要望書では、一般会計からの繰り入れなどにより高い国保料を引き下げて欲しいと要望していましたが、回答では「国保に加入していない市民からも、これまで以上に負担をして頂くことには限界がある」との回答でした。

参加者からは、「以前暮らしていた千葉では31万程度であったが、札幌に来たら41万円になった」との声が出されました。 これに対しては「市として、市町村の格差をなくすための国保の一本化や国の財政支援を要望している」との回答に留まりました。

また、生活保護受給者に対する行き過ぎた就労指導をやめるよう求める要望については、「担当ケースワーカーが本人と十分に話し合って必要な援助をしている」との回答でした。

日頃、生活相談にのっている池田ゆみさんは、「『仕事についてのえり好みはできない、何でもやれ』ということではなく、本人の適性や体の具合などを考慮し、自立に向けてどうするかという立場で相談を進めて欲しいと」重ねて要望しました。

申請書類を入手しやすく

生活保護の申請書類を区役所1階の申請書コーナーに置くことや、就学援助の申請用紙を区役所に置くことについては、「手渡すに当たって、十分な説明をすることが望ましい」、あるいは「申請窓口が区役所でない」ことなどから置けないとの回答でした。これに対しては、参加者から、ぜひとも置いて欲しいと再度要望しました。

また、無料低額医療制度について「広報さっぽろ」に掲載することについても、紙面に限りがあるなどの理由により、掲載の予定はないとの回答でした。参加者からは掲載を求めるとともに、パンフレットを置くとか、掲示するとかして欲しいと要望しました。

除排雪や道路の補修など身近な問題についても交渉を行いましたが、これについては次号でお知らせします。

終わりに当たって、連絡会事務局の池田ゆみさんは、区民の要求に対する丁寧な対応に感謝するとともに、「今後とも、こうした懇談の場を設けて頂き、豊平のまちづくりをともに行っていきたい」と要望しました。

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6・2 NO NUKES DAY

子供を守ろう、放射能から守ろう

さようなら原発集会6万人が国会を包囲した「6・2ノーニュークスデイ」に呼応し、札幌でも「さようなら原発1000万人アクション北海道」による集会が開催され、1200人が「原発をなくそう」と訴えました。

会場となったニューオータニイン札幌、鶴の間は参加者で埋まり、座れない人も。

集会では、始めに呼びかけ人の麻田信二(北海道生協連会長理事)、西尾正道(北海道がんセンター名誉院長)、小野有五(北大名誉教授)の三氏が発言しました。

このうち麻田氏は、「福島原発事故が起きた当初は、反原発の声が大きく盛り上がったが、マスコや政府はこれを風化させている。安倍政権は70%近い支持率を得ており、こうした国民の意識変化に危機感を持つ」とし、「未来に向け原発をなくすことが我々の使命である」と訴えました。

大間からも訴え

集会では、大間原発建設地で、土地を売らないで頑張っている小笠原厚子さんが特別報告を行いました。小笠原さんは、母親が町長や友人などから執拗な説得を受けたり脅迫を何度も受けたりしたにもかかわらず、がんとして用地買収を拒否してきたことを、涙ながらに語りました。

厚子さんの母親は2006年になくなりましたが、母親の意志を受け継ぎ、厚子さんは、1ヘクタールの土地に「あさこはうす」を建て、子供達の感性を育てる場所にしたいと頑張ってきました。

厚子さんは、「原発をなくす運動は世界に通ずる運動である。原発のない安心した生活ができるようみなさんとも協力して運動を進めていきたい」と訴えました。

さようなら原発デモ行進集会のあと、参加者は市内をデモ行進し、「子供を守ろう、放射能から守ろう、原発いらない、泊を止めよう、大間も止めよう」などと訴えました。 好天に恵まれ、大通や駅前通りには多くの人が出ており、街頭からもデモ隊に手を振って応援してくれる姿も見えました。

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ハルザキヤマガラシ

ハルザキヤマガラシ

菜の花を小さくしたような草で、今黄色い花をたくさん付けています。菜の花と違って、葉は一見クレソンのように見えるヨーロッパ原産の帰化植物です。

もともとは畑の雑草として麦に混ざって広がったとされていますが、近年は北日本を中心に広がり、市街地でも増えてきました。

地下鉄美園駅の交差点の一角では毎年花を咲かせています。札幌ドーム周辺でも多くなってきました。種子と株の両方で増えるので、一度入るとしだいに広がっていきます。在来のヤマガラシに似ており、春早く咲くことから命名されました。

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13年06月09日付「豊平区新聞」より