日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

北海道から議席獲得ならず

16日投開票の衆議院選挙では、小選挙区第3区の森つねと候補は19705票(得票率8.2%)の得票に留まりました。このうち、豊平区では7087票(得票率7.23%)を獲得しました。また、比例代表では、日本共産党の獲得票数は18万3千票(得票率6.9%)あまりで、比例でも議席の獲得はなりませんでした。

毎日雪に見舞われ、寒い中の選挙戦でしたが、物心両面に渡りご支援をいただいた皆様方にあつくお礼申し上げます。

消費税増税、原発再稼働、TPP参加、改憲ゆるさず頑張ります

吹雪の中、街頭演説を行う森候補
吹雪の中、街頭演説を行う森候補

今回の選挙は、投票率が大幅に下がりました。豊平区では前回(09年)の比例区の投票率は76%あまりでしたが、今回は55.6%と大幅に落ち込みました。前回の衆院選では日本共産党は小選挙区に候補を立てていません。豊平区における比例代表の得票を見ると、前回より得票数、率とも減らしました。

豊平区における共産党の比例得票
今回比例2009年
衆院比例
2005年
衆院比例
6512
(6.57%
9267
(7.5%
8555
(7.4%

日本共産党は、公約違反の民主党が押し進めてきた消費税増税、原発再稼働、TPP参加、米軍基地問題など、私たちの生活を脅かす大きな問題について、解決の方向を示して選挙戦を戦いました。しかし、民主党に裏切られた国民の多くは、一度は見切りを付けた自民党に頼る結果となってしまいました。政治を革新する方向に支持を集められなかった党の責任を痛感するものです。

自民、公明で2/3を超える数となりましたが、自民党の政策が支持されたわけではありません。消費税増税、原発再稼働、TPP、憲法・平和問題など自民・公明の思うままにさせることはできません。北海道での議席はありませんが、道民の利益を守って今後も奮闘するとともに、来るべき来年7月の参議院選挙での躍進にむけ頑張ります。

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第4回定例市議会代表質問から

前号に続き、小形市議が行った日本共産党の代表質問についてお知らせします。

児童心療センターの複合施設化白紙にもどせ

自閉症児などの診療をおこなう施設として、道内唯一の入院設備を持つ札幌市児童心療センターの5人の医師のうち、4人が退職することになり心療センターの機能を維持できるか重大な問題になっています。小形市議は、市長サイドが現場の声をよく聞かないまま、児童福祉関連の施設との複合化をしようとしていることの反発の表れであり、複合化を白紙に戻し、話し合うことを求めました。

渡部副市長は、「今後は丁寧な対応に心がける」としながらも、「計画は進める」とこれまでの姿勢を変えようとはしませんでした。

多忙な教員の勤務実態調査を

小形市議は、子どもの問題を取り上げ、「本市の小中学校児童のうち、不登校は2007年の1639人(1.09%)から2011年には1700人(1.24%)と増えている。子どもにとって快適な場所・心地良い居場所となる学校づくりが必要」と指摘し、子どもの権利条約が生かされたまちづくりをすすめることが大切としました。さらに、学校現場での教員の忙しさも問題であると以下のように指摘しました。

「早朝から深夜まで、職員室の明かりは消えません。長時間で過密なうえ、土・日の休みも取れないのが実状。教員の勤務が過密で忙しいのは、本市の教職員のうち30日以上の休務者が約250名、そのうち休職者が約120名もいて、全く減っていないことにも表れている。これでは子どもたちとじっくり向き合う教育をすすめることは困難。問題なのは、教員の持ち帰り残業も含めて何時間残業をし、どれだけ土・日出勤しているか、教育委員会が掌握していないことだ。まず実態調査を行い、教育長と教育委員会が現場教員の生の声を聞いて改善に踏み出すべきである。」

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除雪、冬道対策について土木センターと懇談

(続き)

前号に引き続き、7日に行った除雪、冬道対策について土木センターとの懇談の様子をお知らせします。

なかなか手が回らない除雪

見通しを妨げる雪山見通しを妨げる雪山

「雪が積もってもなかなか除雪してくれない、脇道から本通りに出る交差点に雪が積まれ見通しが悪くなるが、なんとかならないか」との質問には以下のような回答がありました。

10cm以上新雪が積もった場合、タイヤショベルで除雪をするが、一台のショベルで約10kmを除雪しており、5〜7時間かかる。交通量の少ない夜半から除雪に入っても、後になる所は、朝以降の除雪になってしまう場合もある。除雪した交差点の雪はどこかに堆積しなければならず、交差点の角に積み上げることになる。かつては排雪の回数を増やしていたが、現在は予算がきびしく排雪回数を増やすことはできない。

その他皆さんから出された疑問、要望については以下のとおりでした。

通学路の除雪

歩道は雪山に歩道は雪山に
きれいに除雪された歩道きれいに除雪された歩道

通学路の除雪について、電柱などがなく幅が2m以上ある歩道は除雪している。その他2m以下でも地下鉄駅周辺などの歩道は除雪をしているが、他は除雪をしていない。なお、教育委員会の指定する通学路で歩道が除雪されていない道路については、市で排雪を行っている。

道路のツルツル対策

砂箱を区内に320箇所設置しているので活用して欲しいということでした。砂箱自体は増やせないが、銀行やコンビニなどでも砂を預かってもらって撒いてもらうようにしている。横断歩道の白線が特に滑りやすいと言う点については、白線は公安委員会の管理であるが、塗料にホタテの殻を混ぜて若干滑りにくくしているとの話もありました。

身近な排雪場所の確保

小河川への排雪は水流を妨げ洪水の危険があるので禁止している。道が管理している月寒川、ラウネナイ川等で若干河川敷がある所については、道にお願いして一部を排雪に使わせてもらっている。学校のグランドや雨水貯留地などの公共用地については、利用可能な所は排雪場所として利用している。民間の空き地については、転売などにより所有権が移動したりするので、市として借り上げて排雪場所として利用することはしていない。

身近な公共事業を増やして

センター側からは、年々排雪業者や排雪に使うダンプトラックが減っていること、雪の堆積場所がどんどん遠方になってきていることが大きな問題として指摘されました。景気の後退で、冬は除排雪の仕事はあっても、夏場の仕事がないので、業者やダンプカーが本州に移っているのが主な原因です。

懇談会に参加した池田ゆみ市政相談室長は、「保育所や特養ホームなど、身近に必要とされる公共事業をもっと増やし、夏場も仕事を作ることが除排雪の問題解決にもつながる」と指摘し、そのためにも共産党として頑張りたいと語りました。

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市住家賃減免見直し反対陳情、継続審議に

本陳情は市議会建設委員会で11日審議され、継続審議となりました。北海道生活と健康を守る会(道生連)では26日午後、市役所で第3回目の陳情提出行動を行うこととしています。

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12年12月23日付「豊平区新聞」より