日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

とめよう、なくそう原発

札幌中心街を行進

23日、「軍事費削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動北海道実行委員会主催による「とめよう、なくそう!原発」11・23道民集会が札幌大通りで開催されました。集会には3000人を超す人が集まり、集会の後、札幌の中心街をデモ行進しました。

子どもたちが安心して過ごせる北海道を

11・23道民集会主催者としてあいさつに立った石塚実行委員長は、原発ゼロの一点で一致し、みんなで力をあわせがんばろうと以下のようにあいさつしました。

「原発事故による放射能は広範囲に広がり、美しい大地を汚染しています。多くの人が故郷に帰れなくなっています。原発がいかに危険なものか、国民の前に明らかになりました。多くの国民の指摘にもかかわらず、安全神話を振りまいてきた歴代政府・電力会社の責任は大きい。原発と手を切り、自然エネルギーへの転換を図る時です。」

「津軽海峡をはさんで対岸には大間原発が建設中、泊の原発も事故が起これば札幌にも被害が及びます。北海道は原発に頼らなくてもエネルギーをまかなえます。原発に頼らない北海道、子どもたちが安心して過ごせる北海道を実現しましょう。」

つづいて、日本共産党の紙智子参議院議員が連帯のあいさつに立ち、「先週、福島の伊達市に行ってきました。たわわに柿が実っていましたが、出荷できません。柿は干し柿にしますがそうすると放射線量が10倍、20倍になるので出荷自粛をせざるをえないとのこと。あらためて怒りを感じました」と語りました。

さらに紙氏は対政府交渉のもよう(国会かけあるき記参照)について語り、「TPPも許さず、安心して住み続けられる北海道を実現するため力を合わせてがんばりましょう」と訴えました。

農家にも消費者にも責任はない

11・23道民集会デモ行進福島農民連の亀田会長は「収穫の秋は本来ならばうれしい時期ですが、先日、二本松市の米で基準値を超える放射線量が検出され、農家は不安でいっぱいです。マスコミは農家に押し寄せてきますが、農家にも消費者にも責任はありません。マスコミは東電に取材に行って欲しい。北海道に原発はいらない、二度と原発難民を出さないよう、一緒に頑張りましょう」と訴えました。

10月の岩内町長選を闘った原発問題後志住民の会事務局長の大石さんは、「『ふるさと』 の歌は故郷に帰れない福島の方々の事を思うと、涙なくしては歌えない歌になった。原発利益共同体の『やらせ』は許せない。原発利益共同体を包囲し原発は廃炉にさせましょう。自然エネルギーを増やし、雇用も増やして原発依存の地域を再び蘇らせましょう」と訴えました。

集会の後、参加者は、「泊原発止めよ、プルサーマル計画反対、自然エネルギーへの転換を、安全な北海道を」などと訴え、大通り周辺をデモ行進しました。

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革新懇と新婦人豊平支部月寒高校前で署名行動

宣伝署名11月18日午後、豊平区革新懇と新婦人豊平支部は今月第2回目の署名行動を月寒高校前で行いました。

「核兵器全面禁止のアピール署名をお願いします。みなさんの署名を国連に届けます。原発ゼロの北海道を、原発からの撤退署名もお願いします」と署名を訴えました。

宣伝署名抑止力として核兵器は必要という人もいましたが、多くの方が、核兵器も原発もなくしたいと、通りかかったお母さんや下校途中の高校生が署名に応じてくれました。

雪の残る寒い日でしたが、この署名行動には9名が参加し、30分余りの行動で98筆の署名が集まりました。

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青空市で救援物資配布

第5次救援ボランティア

11月14日から19日まで、第5次の東日本大震災救援ボランティアが宮城県気仙沼市に派遣されました。みなさんからは救援物資をはじめ、ボランティア派遣のための募金等、多くのご支援をいただきありがとうございました。

豊平区からは、池田ゆみ党豊平区市政相談室長と月寒西の荒井さんが参加しました。現地での様子をお知らせします。

物資を持ってきてくれたのは共産党が初めて

青空市の様子
青空市の様子
青空市の様子

豊平区からの参加は二人とも女性であるということもあり、共産党の気仙沼災害対策本部から仮設住宅の入居者に支援物資を届ける活動を行いました。第5次ボランティアで持参した米と野菜は前号の写真でお知らせしましたように、現地のスタッフとともに仮設住宅をまわって届けました。

気仙沼の仮設住宅は3451世帯、気仙沼災害対策本部ではこのうち11月14日までに2726世帯に救援物資を届けました。

衣類等の救援物資は、青空市を開いて必要なものを被災者に持って行ってもらう方式を取りました。事前に青空市開催の案内とアンケートを仮設住宅に配布するとともに、ハンドマイクで青空市の案内を行いました。

青空市では、「全部流されたんです…」と被災時の様子を話しながら冬物の衣料を品定めする姿に胸が痛みました。救援物資として届けられた布団や毛布、冬物衣料等はおおよそ3分の2が被災者の手に渡りました。

仮設住宅については、「仮設住宅の防寒が不十分、ストーブがつくことになっているがいつくるか分からない、仮設に6人で暮らしていて大変」など様々な要望が出され対話になりました。また、「土地を国が買い上げてほしい」という要望も出されました。

ボランティアで訪問した地域は共産党との接点があまりないところでしたが、「物資を持ってきてくれたのは共産党が初めて、ありがとうございます」と親しく話しかけられ、私たちが元気づけられました。被災者のみなさんのこの思いに立った行動の大切さを感じました。

気仙沼での救援活動は北海道が担当し、地元の党組織と協力して当たってきました。現地派遣は3月まで一時休止しますが、救援物資は引き続き届けていけるようにしたいと思います。ひき続きみなさんのご支援よろしくお願いします。

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ナナカマド

ナナカマド

木々の葉もほとんど落ちて、ナナカマドの赤い実が冬空に映える季節となりました。ナナカマドとは「七竈」で、材が燃えにくく、かまどに7度入れてもまだ焼け残るというのでこの名がついたとされていますが、炭にすると良い炭ができるということです。

札幌では公園や庭にたくさん植えられ、紅葉もきれいですが、本州では少し高い山に行かないときれいな紅葉は見られません。

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11年11月27日付「豊平区新聞」より