大学卒業予定者の3人に1人がまだ就職が決まっていない、北海道の高卒予定者の就職内定率も50%、若者の就職難は一層厳しくなってきています。
社会へ踏み出す第一歩が失業でいいのか? 日本共産党市議団は定例市議会で毎回、深刻な高卒者の就職問題を取りあげてきました。市議団は未就職者を正規雇用した企業に補助金を出すことを提案し、政令指定都市ではじめて、正規雇用した事業者に80万円の助成金を支給させることができました。しかし支援枠はわずか50人と小さく、12月議会で枠の拡充を求めたところ、市長は「状況をみて検討していく」と答えました。
就職支援を求める市議団の求めに、札幌市はきわめて初歩的ですが09年度に、市の調査事業等に1710人の雇用を創出し、10年度には100人の臨時雇用を行いました。また、250人規模のヘルパー資格獲得補助事業を行いました。しかし、これだけでは若者の就労支援には全く不十分です。
札幌市の日本共産党は、若者の就労支援として以下の4点を掲げています。
菅民主党政府は、景気対策として企業減税を打ち出しましたが、これが回りまわって雇用拡大に結びつく保障は全くありません。大企業の内部留保は244兆円もあるのに、庶民の懐が潤っていない現実を見れば明らかです。大企業優先の政策から内需を潤す政策への転換こそ景気回復、雇用の改善に必要です。
1月18日午前、福住地区で、党をかたるつどいが開かれました。池田ゆみ市議予定候補は「頑張って70歳まで働いても、働けなくなったら生活保護を受けなければならないというのはおかしい。安心して老後を過ごせる市政を実現したい」と生活相談の事例をふまえ、あいさつしました。
参加者からは、子どもたちに迷惑をかけないよう老後にどうしてほしいかきちんと伝えておくことが必要だとか、高齢になってからの介護の大変さが語られました。最後に、自分たちの思いがかなう市政を実現するためには池田さんの勝利が必要だということで、つどいを終わりました。
札幌市議選も公示まであと2カ月余りとなりました。
日本共産党豊平区委員会と後援会は16日、今まで宣伝が手薄であった西岡南地区で、市議選に臨む日本共産党の政策を訴える活動を行いました。
池田ゆみ市議予定候補は、日本共産党の政策を知ってもらうには「あかはた新聞」を読んでもらうことが一番と、新聞の購読を訴え、3名の読者を拡大しました。新聞は購読しないとしたところでも、今度の選挙はなんとしても当選してと励ましをうけました。
新興住宅地では日本共産党市議団の「市政だより」と4種類の署名を持って、市議団の実績と政策を訴えて歩きました。ハンドマイクで政策を訴えるとともに、70軒あまりの住宅で対話し政策を訴えました。持参した署名は返信用の封筒を渡し、後日郵送してもらうこととしました。
9日、豊平・清田健康友の会の総会と新年交礼会が月寒公民館において開催され、吹雪模様の中、64名の会員の参加がありました。
総会では松田英樹会長が「厳しい社会情勢の中、ますます友の会活動が重要になります。共に頑張りましょう」と挨拶。
事務局からは諸報告、新役員の提案がされました。地域の班の行動の貴重な発言もあり、討議が深められました。
新年交礼会では、伊藤義雄院長が「医院の外壁も全面緑色に塗り替えました。心新たに出発しましょう」と乾杯の挨拶。本部から大須賀常任理事が参加され「無料定額医療制度は今や行政をも動かしています。これからも推進させましょう」と参加者に訴えました。
余興に入り、懐かしく心に染み入るような二胡の演奏、ハーモニカ演奏、楽しい踊りなどが披露されました。
ハーモニカ演奏での「そうだったらいいのにな」の曲では元保育士の池田ゆみ副会長が若いママさんたちや伊藤院長と一緒に会場をリードして歌い大合唱となりました。
新芸能集団「乱拍子」による獅子舞に会場が湧き、「今年も元気にすごせますように」とひとり一人獅子に頭を噛んでもらいました。
ビンゴゲームで大いに盛り上がり、新年から元気の出る楽しい新年交礼会となりました。
より良い社会を目指して、ウサギのように大飛躍の年にしたいものですね。
寒い日が続いています。正月までは雪が少なかったものの、その後は寒波が押し寄せ、札幌の積雪も70cmを超えました。
地区委員会の前を流れる望月寒川も凍結し雪に覆われています。みなさんには雪かきに大変と思います。これからまだ雪が降ります。屋根からの落雪や除雪時の事故には十分注意しましょう。
11年01月23日付「豊平区新聞」より