日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

お母さんのがんばり すばらしい

政府を追い込み母子加算が復活

道生存権裁判支援する会総会

支援への感謝をのべる原告の母親ら支援への感謝をのべる原告の母親ら=24日

「顔も実名も出してたたかった、お母さんたちのがんばりはすばらしかった」―。生存権裁判を守るたたかいの先頭に立った母親らに大きな拍手が起きました。

生存権裁判を支援する北海道の会(代表・青木紀北大教授)は24日、第3回総会を開きました。

「生活保護の母子加算廃止は憲法25条の生存権を侵害し、子どもの権利条約に反する」と訴えている道生存権裁判。札幌、小樽、北見の母親8人が、母子加算を削減・廃止した市の処分の取り消しを求めています。

子どもの成長を願う母親らが勇気を持って立ち上がったことに支援の輪が広がり、母子加算の12月からの復活が、23日の閣議で決定しました。

8人の原告のうち菊地繭美さんら5人と、審査請求人の伊賀利香子さんが壇上に立ち、「みなさんのおかげです」「久しぶりに子どもと楽しいお正月を迎えられそうです」と、涙を浮かべながら支援への感謝をのべました。

今後の活動について裁判は取り下げを含めて検討するとともに「会」は活動を継続し、全国の運動を支援していくことを決めました。

日本共産党の紙智子参院議員、民主党の山岡達丸衆院議員があいさつしました。

 総会終了後、支援者らは会場を移し、原告を囲んで「勝利集会」を行い、労をねぎらい合いました。

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子育て、医療 要望聞く

共産党が国政懇談会

国政への要望が出された懇談会国政への要望が出された懇談会=23日

日本共産党国会議員団道事務所は23日夜、札幌市内で国政懇談会を開催、労働組合や民主団体の代表、市民ら50人が参加しました。

参加者から共産党への要望が出され、新政権の見方、対応などについて大門実紀史、紙智子両参院議員、はたやま和也参院選挙区候補と意見交換しました。

同日に、生活保護世帯の母子加算復活が閣議決定され、当事者や支援者などから喜びの声が上がりました。

母子加算復活を求め審査請求した、伊賀理香子さんは「これまで娘につらい思いをさせてきましたが、これからは温かい生活が送れます。共産党や多くのみなさんの力がなければ復活はありませんでした」と声をつまらせ感謝の言葉をのべました。

大門氏は、参院選までが要望を押し込み、国民要求を前進させるチャンスであり、要求を受け入れさせる運動を強める必要があると強調。

紙氏はこの間の動きは社会保障や医療、福祉、介護を守るたたかいをすすめ、国民の世論と運動が切り開いてきた成果だとのべ、さらに前進させるため全力をあげることを表明しました。

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気軽におしゃべり 健康チェック

平岸南後援会が「つどい」

「つどい」参加者のみなさん「つどい」参加者のみなさん

平岸南後援会は10月22日午後、健康を考えるつどいを行いました。

勤医協月寒医院の職員に来てもらい、「介護保険制度」についてお話していただき、「手続きをどうしたらいいか、どんなサービスがあるの」など、学び合い交流しました。

話し合いのなかで、一人暮らしの高齢者が増えてきている状況や、町内で「お茶の間クラブ」をつくり自宅を開放して町内の女性たちが交流する場を10年続けてきているなどの取り組みも報告されました。     

「何でもお金、サービスごとにいくらです。と言うのがおかしいよね。だれもが人間らしく最後まで暮らせるように政治をかえないと」「これから、歳を重ねるなかで健康のことが心配。何でも話せて、気軽に頼り合う仲間が大切。定期的にお互いに健康チェックを兼ねておしゃべりしましょう」と意見が出されました。

今後も一人で家にこもってしまう高齢者をなくしていくためにも気軽に集まる予定です。

身近な町内の方やご近所さんに声をかけて気軽に「つどい」を開き新しいつながりをどんどん広げましょう。

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水害対策の強化求める

札幌市議会で村上市議

村上仁市議村上仁市議

日本共産党の村上仁札幌市議は、22日の市議会決算特別委員会で、市民の生活と財産を守る立場から、水害対策の強化を求めて質問しました。

村上氏「全国的に大雨による被害が発生しているが、札幌市では、どういう基準で水害対策の整備をすすめ、どの程度の未整備地区があるのか」とただしました。

杉田下水道河川部長は「10年に1度の降水確率、1時間に35ミリメートルの降雨に対応する整備を86%まですすめてきたが、白石区、豊平区では今も浸水が多い」とのべました。

村上氏は「その地域は(雨水と家庭排水などが1本の下水道を流れる)合流式下水道であることから、大雨の場合、浄化処理ができず、未処理のまま汚水を川に放流することになり、環境上も問題。浸水も多く、環境負荷も大きい地域は優先して整備すべきだ」ともとめました。

杉田部長は「当該地域の下水が流入する月寒川は、氾濫するおそれがあるため、貯留管を整備することで対応したい」と答えました。

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09年11月01日付「豊平区新聞」より