消費税導入２０年目を迎えた１日、消費税廃止中央区各界連は、道各界連と一緒にＪＲ札幌駅南口で「４・１怒りの行動」昼休み宣伝を行いました。
この日は冷たい風が吹く中で手作りの横断幕がちぎれるほどの激しい風をついて５０人参加。チラシ・パンフレット・ポケットティッシュなどを配りながら「消費税増税反対署名にご協力を」と呼びかけると、足をとめて署名に応じていました。
各団体代表がマイクを握り、「怒りのリレートーク」を展開し、「消費税増税反対」「後期高齢者医療制度の廃止・撤回」を訴えました。
日本共産党の畠山和也道政策委員長は「この２０年間で消費税収入は１９０兆円になる一方で大企業には減税を進め、そのための穴埋めに使われています。今こそ税金の集め方と使い方を見直すために声を上げましょう」と呼びかけました。
道労連や道民医連・新婦人道本部・道生連・北商連・民青同盟道委員会・道高教組・年金者組合の代表もマイクを握り、怒りを込めて訴えました。
宣伝する池田ゆみさん＝3月31日日本共産党豊平・清田・南地区委員は3月31日、月寒のハローワーク札幌東前で宣伝行動を行い、志位委員長の国会質問の事が載った「ほっかい新報」を「おはようございます」と声をかけながら配布しました。
池田博地区委員長＝3月31日池田博地区委員長と池田ゆみ市政相談室長がマイクを握り、「一生懸命働いても、まともな生活を維持できない非正規雇用の労働者が増え続けています。人を使い捨てにするような働かせ方を野放しにする政治は変えなければなりません。人間らしく働けるルールをつくるために力を合わせましょう。」と訴えました。チラシを快くうけとってくれ、家から出て話しを聞いてくれる人もいました
4月1日、美園地域のひまわり後援会では、党を語るつどいを開きました。後期高齢者医療制度についての、池田ゆみさんからの話でつどいがスタート。後期高齢者医療制度の実施日と重なり「こんな制度は許せない！」と話が盛り上がりました。
「1万5千円の年金から天引きするなんて、本当に考えられない。許せないよね」「お金がないっていっても、軍事費とか思いやり予算とかおかしいよね」などの声が出されました。丁度持ってきていた、後期高齢者の保険証も見て「ひどい色だね」「お金をかけませんっていわれているようだね」と話が弾みました。
実施されても、絶対に中止させてほしい。そのためには、「私たちの立場でものを言ってくれる、共産党の議席を増やしたい」との声も上がり元気の出るつどいとなりました。
骨粗鬆症は骨折を起こすまではたいてい無症状です。
ところが骨折を起こした途端強い痛みや長期入院のため生活は一変します。その後も介護が必要となったり認知症や寝たきりを引き起こし、ときには死に至る重大な病気です。
糖尿病や、高血圧は将来の心筋梗塞や、脳卒中を防ぐため症状が無くても治療します。骨粗鬆症もそれと同じです。早めの治療が重要です。
日本には骨粗鬆症の人は千百万人いると推定されていますが、その大部分九百万人が未治療です。
女性二人のうち一人は生涯に一度は骨折を起こすと考えられています。ありふれていてしかも重大な疾患です。
血糖や血圧を測らない限り糖尿病や高血圧とわかりません。同じように骨粗鬆症を診断するためには、骨密度の測定が必要です。
「運動不足だ、栄養が偏っている、酒やタバコをたしなむ、骨折したことがある、親が骨折した、身長が縮まった、背中が丸くなった、胸下部からわき腹にかけて痛い、胸焼けする、脳卒中おこした、お腹の手術をした」などどれか１つでも該当する人は骨密度を測りましょう。
女性は上記に当てはまらなくても、４０才を過ぎたら一度は測るのが望ましいでしょう。
食事、運動、薬等については次回に記します。
08年04月06日付「豊平区新聞」より