北海道の女性団体は3日昼、大通り西3丁目で「ひなまつり行動」を行いました。70人が「平和、なくせ貧困、くらしを守れ」とアピールしました。「自衛隊の海外派兵反対 憲法の平和原則を守る北海道女性連絡会」が呼びかけました。
ひなまつりの曲を流し、女性たちが唱和を響かせ、道行く人々が注目しました。
女性が扮したお内裏様が「平和大好き」と書いた金のしゃくを持ち、おひな様は「核兵器のない21世紀」との扇をかざします。
色とりどりの花束を掲げた女性たちが、ひなあられと一緒に「ストップ海外派兵恒久法」のビラを渡すと、市民はにっこりして受け取りました。
道労連女性部の土岐由紀子さんは「福祉や保育の職場は8割が女性です。憲法9条、25条を守り、安心して働ける職場にするため、女性が大きな力を発揮するときです」と訴えました。
平和婦人会の石川一美会長は「薬害肝炎や生活保護母子加算廃止に怒り、女性が立ち上がっています。悪政やめよ、憲法守ろうと一歩でも二歩でも行進に参加しましょう」と呼びかけました。
新婦人豊平支部は、平和部を中心に2月25日、3月1日の午後から、地下鉄美園駅で「米兵の女子中学生暴行事件とイージス艦の漁船衝突事故への抗議の宣伝行動を行いました。
両日とも天候が悪く大変な日となりましたが、常任委員会では「今、抗議の行動をしなければ」と支部委員会後に呼びかけ、のぼりとプラスターを手に元気に行動しました。
ハンドマイクで常任の三林千尋さんが「女子中学生が告訴を取り下げるとすぐに、米兵が釈放されたことに触れ怒りの思いを語りました」また共産党豊平区市政相談室長の池田ゆみさんもマイクを握り、イージス艦の事故に触れ、軍事優先を指摘、徹底解明を求めましょうと呼びかけました。
日本共産党白樺台後援会、東月寒後援会は3月5日「日本の将来をみんなで語り考える懇談会」を開き、地域から20人が集まりました。折からの大雪の中でしたが「児玉さんの話が聞きたくて」などと36人がつめかけました。
日本共産党豊平区市政相談室長の池田ゆみさんより「大企業優先、アメリカ言いなりの政治でくらしがどうなってきたか」「後期高齢者医療制度について」と共産党綱領についての話など話題提供し、懇談がスタート。
参加者からは「生活、本当に大変だ」「若い人たちも大変だよね」「後期・前期と分けられるのが腹が立つ」「年金からの天引きも許せない」と、さまざまな意見が出されました。
最後に、「この政治を変えていくためにも、宮内さんを必ず国会へ」と参加者で確認しあいました。
取水塔は2001年文化庁登録有形文化財になりました。
水源池は種畜場用地に月寒連隊が1910年に造った水道用の池です。北海道では岩見沢に次いで古い水道施設だそうです。
1949年から豊平町が町営水道として管理し、札幌と合併した後、1977年に西岡公園になりました。
土地は国有地で、池から下流は1級河川月寒川、池より上流は普通河川になので、管理上問題があるようです。
08年03月09日付「豊平区新聞」より