若い人たちの暮らしの大変さを話すと「選ばなければ仕事はいっぱいあるよ。選ぶから駄目なんだよ」の意見が聞かれます。
戦中戦後、必死に頑張ってこられたみなさんの思いもよく伝わってきます。
私たちは、働くことで社会参加し生活を支えています。憲法はその権利を基本的人権として保障しています。これに照らすと、どの職場でも人間らしく働く事が保障されなければなりません。
しかし、働く人たちを過労死、心の病に追い込む、ブラックな職場が広がっています。この10年間で給料が70万下がり、非正規労働者が814万人から1261万人に増えました。現状を見るときに「憲法はどう書いているか？」と見ていくことの大切さを感じます。
そして、働く人たちが勝ち取ってきた権利が壊されていく政治は許さない。「人間らしく生きるために」この点で共同し、憲法が活かされる政治を求める努力がこれから大きく輝いていくのではないでしょうか。
14年05月18日付「豊平区新聞」より