日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
counter

ニュースと話題

まわりの人々に「集団的自衛権」のまやかしを話していこう

憲法9条の破壊許さない

安倍首相が憲法9条を無視し、集団的自衛権の行使に突き進むなか、憲法記念日の3日、「語ろう憲法道民集会」が共済ホールで開催されました。集団的自衛権の行使容認はゆるされないと、会場に入りきれない650人をこえる参加者がありました。

憲法を自分のこととして〝だまし絵〟を見破ろう

語ろう憲法道民集会 記念講演では、全日本おばちゃん党代表代行・大阪国際大准教授(国際法専門)の谷口真由美氏が「憲法、どこまでご存知ですか?」と題し、ユーモアにあふれる大阪弁丸出しで、以下のように語りました。

解釈改憲許さない闘いを大きく

講演する谷口准教授
講演する谷口准教授

ほとんどの人は憲法と言っても前文と9条くらいしか読んでいない。憲法は空気のようなもので普段は大切さに気づかない。しかし、危機になると大切さがわかる。今がその時だが、私たちの近所の人たちはそう思っていない。

その理由は、まず第一に、政治や法律を自分のこととしてとらえていない。私が教えている学生では、憲法改正に賛成が7〜8割あったが、まず憲法を読んでみようと働きかけた結果、今年は賛成が6割に減った。死刑制度賛成は8割〜9割と高い。自分が被害者の立場に立っているからである。どうして加害者としてえん罪をかけられた者の立場に立てないのか。

第二は、だまし絵を見せられそれに気づいていない。秘密保護法の必要性として、日本は「スパイ天国」と宣伝されたが、「天国」といわれるほど、あなたもスパイに出会ったことがありますか?  情報収集はどこの大使館でもやっていること。「スパイ天国」は根拠もないのにだれかが意識的に流したこと。武器輸出三原則も「防衛装備品等の海外移転」とソフトタッチに言い換えて武器輸出を拡大している。だまし絵を見破るにはじっと見る時間と知恵が必要。

究極の強さは戦わないこと

集団的自衛権は集団的安全保障とは違う。集団的安全保障は、紛争を起こしている国々をどうしようかと話し合う場。集団的自衛権は友達だというだけで、ケンカに入る。つれがやられたから仕返しするということ。しかも軍事大国アメリカは日本に期待しているわけではない。しかし集団的自衛権を行使したいとする人たちはなんとしても戦争に参加したいと思っている。本人たちは戦場には行かないが。憲法9条のもとでは、どう読んでも集団的自衛権を認めることはできない。認められるとする見方は安倍さんにしかできない。

憲法9条を日本がもっていることで、日本のパスポートは世界一強いパスポートとなっている。ほとんどの国へビサなし、もしくは簡単な手続きでビサが取れる。世界から安全、平和な国と認められている。究極の強さは闘わないことである。強いことを誇示しなければならないのが「おっさん」社会、弱い者ほど声高に威嚇する。

谷口氏は、最後に、「まずは家に帰って、回りの人にきちんと、集団的自衛権のまやかし、憲法9条の大切さを話していきましょう。話の通じない人にも、まずは目線を下げて、いやがられていると知りながらも、きちんと話をしましょう」と訴え、講演を終わりました。

おばちゃんマーク
全日本おばちゃん党とは…

政治団体ではありません。

自民・民主の政権交代、第3極、自民総裁選とマスコミを騒がす政治劇場が展開されてきたが、上から目線の「おっさん」しか見えていない。

こうした「おっさん社会」をのさばらせたには、おばちゃんにも責任がある。政治を自分のものとして、イヤなものはイヤというべき。

それには知識が必要と、おばちゃん全体の底上げをめざし発足。主にネットで活動。

その心意気は、維新八策をもじったおばちゃん党の「はっさく」では、①うちの子もよその子も戦争には出さん! ②税金はあるところから取っていけや。けど、ちゃんと使うなら、ケチらへんわ。…

骨太の方針をもじった「腹太の方針」では、①借金は次世代につけ回さず、現世で分け分け。着やせのコツは体に合った服を着るこっちゃ。…②子どもに目えと手えと愛を。こどもに目をかけ手をかけた金は、かけ算で返ってくる。

詳しくはフェイスブックを。

私たちが真実を知らせていないだけ

特別報告特別報告

集会では記念講演の後、生活保護について特別報告が行われるとともに、高校における憲法教育の経験を通して、以下のような報告がされました。

2012年の衆院選で自民党が憲法改定を言い出した時、生徒の中にも改憲に賛成する意見が多かった。しかし、自民党改憲案を配布して話をすると、「首相の考えで戦争する国になってしまう」とか「国防軍を作ったら日本は戦争することになる」などの懸念が出された。また秘密保護法に関連して、小林多喜二の話をすると、「治安維持法がどういうものか知らなかった、最悪の法律だった」とか、「治安維持法と秘密保護法が関連しているとは思わなかった」などの意見が出された。

こうした経験から、「大人や教師が、憲法や外交についてきちんと生徒に教えてこなかったことを反省すべき。私たちが真実を知らせていないだけ。知らせれば平和憲法を守るべきという考えに変わる。今日から頑張りましょう」と訴えがなされました。

ページ先頭へ


来年は市議の池田さんを迎えて花見を

旭水後援会で花見

参加者と握手する池田ゆみさん 昨年は6日で雨にたたられ、社務所の中での花見でしたので、今年は11日としました。おかげで夏日となって晴天のもと、最高のお花見となりました。

花見は、池田ゆみさんの挨拶ではじまりました。、7年前に植えた桜は散っていましたが、生ラム肉を生姜とたれを付け、炭火で焼いたジンギスカンはみんな「おいしい」を連発、舌鼓を打ちました。

8日には真駒内の「もなみの里」の内覧会がありましたが、札幌市の特別養護老人ホームの予算は、5億円しかありません。豊平区からも日本共産党の議席を獲得し、特養ホームの増設をしたいものです。

来年は市議に当選した池田ゆみさんを迎えてお祝いの花見をしたいと決意を固め、参加者一人一人と握手をして回りました。

ページ先頭へ

シバザクラ

シバザクラ 市内でもあちこちの庭にシバザクラが紫の絨毯を広げています。北海道にはシバザクラの名所がたくさんあります。滝上町の滝上公園や東藻琴の芝桜公園がよく知られていますが、最近は各地の公園でもみごとなシバザクラの絨毯をみることができます。まるで桜の花を敷き詰めたようで、芝桜とはまさにこの花の特徴を良く言い当てています。

北アメリカ西部原産で、どちらかというと涼しい気候を好みます。茎は地を這って広がります。花の色は白からピンク、紫と変化に富んでいます。痩せ地でもよく育つようですが、きれいな絨毯に仕上げるには雑草抜きが欠かせません。

ページ先頭へ

14年05月18日付「豊平区新聞」より