日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

守ろう雇用とくらし

働く人々が訴え

安倍政権に変わって、マスコミは景気が良くなったかのような報道を続けています。しかし、もうかっているのは投資家と大手の輸出企業のみ。庶民は円安で食料品の値上がり、年金切り下げ、各種保険料の引き上げで生活は苦しくなるばかりです。

安倍政権の掲げる「成長戦略」も実体は、期限や業務を限った「限定正社員」や残業代を払わなくて良い「裁量労働制(ホワイトカラーエグゼンプション)」の導入で労働者の使い捨てを一層しやすくしようとするものです。こうした安倍政権の政策はゆるせないと、過日、大通りで働く人々が訴えました。

訴える労働者たち

ブラック企業では青年の苦しみなくならない

パートで働く労働者からは、「忙しすぎてイライラがつのり、同僚のミスにもつい声を荒げてしまう。定時で帰る人はだれもいません。競争、競争で労働者を競わせ長時間働かせるこんな働かせ方では、身も心も壊れてしまいます」と告発。そして、「自民党の進める政策は、毒矢ばかり。ブラック企業の経営者まで担ぎ出す自民党政治では青年の苦しみはなくならない。将来の夢を日本共産党に託したい」と訴えました。

予算は少なく競争あおる日本の教育

教育の現場からは、「先生方は子供たちに向き合いたいと思っていても、管理教育のもとで忙しすぎて向き合えない。教育基本法の改悪で安上がりの競争教育が持ち込まれた。全国一斉学力テストの導入で、学校では過去の問題を練習する教育になってしまっている」と教育の実態を告発。「日本の教育予算はGDPの3.6%。OECDの5.4%と比べてもきわめて少ない。教育にしっかりと予算をつけ、子供たちにしっかり向き合える教育こそ必要」と訴えました。

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市民の願いに背を向ける

自民、公明、改革、みんなの党

6月12日に閉会した第2回定例札幌市議会では12件の意見書が提出されました。このうち、海外への原発輸出を行わないことを求める意見書は、自民、公明、改革の反対で否決となりました。私たちの生活に密接にかかわる他の4件の意見書については、自民党がすべて反対したのをはじめ、改革、みんなの党などが反対しましたが、可決されました。

生活保護の切り下げや憲法改悪をねらう自民党の姿勢が市議会でも顕わになりました。

○は賛成、×は反対
共:日本共産党、自:自民党・市民会議、民:民主党・市民連合、公:公明党、ネ:市民ネットワーク北海道、改:市政改革・みんなの会、み:みんなの党
意見書
平成25年度北海道最低賃金改正等に関する意見書××
生活保護基準見直しによる各種制度改定の切り下げに反対する意見書××
日本国憲法第96条の改正に反対する意見書×××
介護保険の軽度の認定者に十分な介護サービスを保障することを求める意見書××
海外への原発輸出を行わないことを求める意見書(否決)×××

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核兵器廃絶、憲法9条守れ

月寒東で宣伝署名新婦人と革新懇

宣伝と署名に取り組む人たち新日本婦人の会と豊平区革新懇は、6日東月寒のスーパー前で、核兵器全面禁止アピール署名と憲法9条の改悪に反対する宣伝署名行動を行いました。

マイクからは、「今年も8月6日、9日がやってきます。68年前の8月6日広島に、9日には長崎に原爆が落とされました。一瞬のうちにして21万人もの人々の命が失われ、その後も多くの人々が後遺症に悩まされながら亡くなっていきました。人類は核兵器とは共存できません。核兵器の全面禁止を」と訴えました。

訴えに、スーパー前を通りかかった人がわざわざ自転車を止めて署名に応じてくれる場面もありました。

この行動には8名が参加し、30分あまりの行動で、30筆余りの署名が集まりました。8月に広島、長崎で開催される原水爆禁止世界大会に新婦人から参加する方も加わり、核兵器の禁止を訴えました。

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ヤマボウシ

ヤマボウシ 昨年新装なったハローワーク札幌東に植えられています。白い花びらが4枚付いているように見えますが、これは総苞と呼ばれるもので、花全体を包んでいるものです。

花は真ん中に、小さな花が数十個球状にかたまって付いています。丸いだんごのような実は秋になると赤く熟し、食べられますが、札幌ではどうでしょうか? もともとは本州の木で、うっとおしい梅雨時に気分を晴らしてくれる花木です。

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13年07月14日付「豊平区新聞」より