日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

消費税増税ストップ、原発ゼロへ、核兵器廃絶

豊平区内で宣伝署名

消費税増税、原発再稼働、TPP参加と自民党以上に自民党化した民主党政権。野田首相の「不退転の決意」にもかかわらず、消費税増税反対、原発なくせの世論は過半数を超えてきました。さらにこの声をひろげようと豊平区では街頭宣伝が取り組まれています。

消費税引き上げストップ福住駅前で

福住駅前で街頭宣伝 コンサドーレの試合が札幌ドームで行われた21日、豊平区委員会は地下鉄東豊線の福住駅前で、消費税増税をやめさせようと宣伝を行いました。宣伝には17人が参加し、「ストップ消費税10%」、「原発ゼロへ」ののぼりとプラカードを掲げ、試合観戦に向かう人々にチラシを配布し、にぎにぎしく訴えました。

池田ゆみ市政相談室長は、ハンドマイクから、「消費税増税はくらしも経済も壊してしまいます。消費税増税を言いながら、年金の切り下げ、介護保険料の引き上げ、公的責任を投げ捨てる子供・子育て新システムの導入など社会保障は切り捨てです。消費税にたよらずとも社会保障は充実できます。そのための明確な方策を日本共産党は持っています。政党助成金等の無駄の削減、大企業優遇税制、証券優遇税制の廃止、富裕層、大企業に応分の負担を求めることで12兆円から15兆円の財源ができます。日本共産党は皆さんと力を合わせ、消費税増税をやめさせます」と訴えました。

福住駅前で街頭宣伝 また、5月5日には最後に残った泊の原発が停止し、日本のすべての原発が停止することを受け、「福島原発の事故原因も明らかになっていないのに、再稼働は許されません。原発ゼロの北海道を実現させましょう」と訴えました。

観戦に向かう人の波の中で署名ははかどりませんでしたが、「何の署名? 消費税? 私も反対」とわざわざ署名してくれた方もいました。

次回の宣伝は、泊原発停止を受け、5月6日、12時から福住駅前で「原発ゼロの北海道」を訴えることにしています。

核兵器廃絶、原発からの撤退月寒高校前で

月寒高校前で街頭署名日本婦人の会豊平支部と豊平区革新懇は16日午後、月寒高校前で、核兵器廃絶、原発からの撤退、平和憲法を守ろうと宣伝署名行動を行いました。

「国連に届けます。核兵器をなくす署名をお願いします」との訴えに、下校途中の高校生が署名に応じてくれました。さらに、「5月5日には泊の原発が止まり、全国の原発がストップします。再稼働を許さないようあなたの署名を」との訴えにも応じてくれました。

強い風が吹き、4月も半ばなのに寒い日でしたが11人が参加し、30分ほどの行動で、核兵器全面禁止アピール署名、「原発のない北海道を」道民署名、憲法9条を守る署名など合わせて69筆が集まりました。

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北海道の議席奪還へ

4月14日演説会で、はたやま和也衆院比例北海道ブロック予定候補は、連日北海道内各地を回って、「民主党にはあいそがついた、共産党に頑張ってもらいたい」との声を受けている。今度こそは道民の声を届ける議席をなんとしても奪還したいと、以下のように訴えました。

上げるなら消費税より金持ち税

はたやま候補 今大問題になっている消費税増税、第一生命研究所の試算では、消費税10%引き上げで、年収250万円未満の方々(多くの年金生活者の方々が該当)では年間11万7千円もの負担増に。毎月1万円もよけいに取られることになる。年金は物価が下がっているといって引き下げですが、下がっているのは電気製品などのみ、灯油やガソリンは値上がりです。私たちの生活実態とはかけ離れた政府の対応です。先日、大型店に向かう無料循環バスのバス停に多くのお年寄りの方々を見かけました。まだまだ寒い日が続いていますが、暖房費を節約するため、日中は大型店に行って暖をとる。人間らしい生活もできない、こんなくらしでは増税をする前に国民の生活が持ちません。

日本共産党は消費税ではなく、税金はお金のある人からと訴えています。と言っても皆さん方からではありません。相続税にして5億円以上の方からです。こうした方々に1〜3%程度の負担をお願いしたいと思っています。先日アメリカの経済誌フォーブスが発表した日本の富豪40人、一位はユニクロの社長さんですが、1位から3位までの所得に3%をかけると625億円にもなります。大金持ちの方には3%程度はたいした額ではありません。こうした税制の改革でお年寄りの医療費負担は1割に、子供の医療費は無料にできると考えています。子供の医療費無料化は各自治体で行っていますが、これを国の制度で実現すれば、自治体の負担分を他の事業に回すことができます。白石で起きた孤立死事件などをなくす新しい事業にも回すことができます。

地域を元気に、若者に仕事を

北海道の日本共産党は、地域を元気にし、若い方々が地元で働ける北海道をめざし、三つの点を実現したいと考えています。

その第1は農林漁業、中小企業を元気にすることです。値上がりしている農業用燃料の免税、補給金による乳価の上乗せなど、北海道の農林漁業、中小企業への支援を強めていく。こうしたことが地域の産業や流通にも影響を及ぼし、地域を元気にして行きます。

第2は命を守る雇用を広めることです。先日、広尾町の共産党議員の働きかけで、大地震に備えた避難路をつくるということで、町道を道道に格上げさせました。浮いた町の予算で新たな道路を造ることができるようになりました。北海道の学校の耐震化はまだ5割、保育所、病院は6割にすぎません。地震が来ても学校などの非難所がしっかりしていなくては。命を守る耐震化は地元の雇用を生み出します。

第3は原発をやめ自然エネルギーを広め地域を元気にします。道の試算では水力だけでも泊原発の1、2号機分をこえる電力供給が可能とされています。足寄町では木材ペレットや家畜糞尿利用で139人の雇用を生み出しています。芦別のホテルでもペレットストーブに変えることで、経費の節減と燃料の地元からの調達で、雇用の拡大にもつなげています。

1人でも守れた10万人の雇用

道理の通った主張で日本共産党だからできることもあります。北海道の季節労働者10万人の冬期援護制度は2003年に児玉さんの議席を失って以降、縮小廃止とされてしまいました。苫小牧の方から「北海道の比例代表の議席数は8、8名いても10万人の雇用は守れない。共産党は1人でも10万人の雇用を守った」との指摘を受け、党の議席の大きさを思い知らされました。

先日は苫小牧の職業訓練センターの技能祭に行ってきました。民主党政権のもとで廃止になるところを、地元の技術向上に必要と存続させた所です。施設長さんは、共産党の集まりにも来てくれ「困ったときは共産党」との話をしてくれた方です。この帰り道、同行した6才の娘に「ここはね、みんなが大切にしていた所、地元の人々と共産党とパパで守った所だよ」と説明すると、娘に「パパって本当にいい人だね」とほめられました。上から目線で娘に太鼓判を押され、本当に北海道の政治を変えていかなければと思いました。

私は北海道の皆さんの声をすべて背負ってがんばります。皆さんの力で衆議院へ送って下さい。

紙智子参議の激励を受けるはたやま氏

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12年04月29日、05月06日付「豊平区新聞」より