日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

大企業にもアメリカにも遠慮せず
真実を報道できる「赤旗」

党と「赤旗」を語るつどい開催

日本共産党豊平・清田・南地区委員会は11日午後、豊平区民センターで小木曽陽司赤旗編集局長を招いて、「党と赤旗を語るつどい」を開催しました。

明らかになった二大政党論の破綻

党と赤旗を語るつどい

初めに小木曽氏は、新たに発足した野田政権について、「鉢呂大臣の辞任に見られるように、きわめてもろい政権であるが、やろうとしていることは、子供手当の廃止、高校授業料無料化の見なおし、法人税減税など、自民公明にすり寄る政治である。自民か民主かという二大政党論は完全に破綻。国民の願いに背く民自公対共産党という構図が明らかになってきた」とし、こうした野田政権の実態広く知ってもらうためにも「赤旗」が大切、と語りました。

「赤旗」…原発政策の本質追求
一般紙…安全宣伝

小木曽氏は、一般紙の報道について、「『朝日』、『毎日』は『震災復興のために増税するとハッキリ言え』と主張、『読売』は大連立への旗振りと、いずれも国民の立場に立てていない。原発について、サンケイ、読売は原発推進。朝日、毎日も電力会社の広告料につられ、御用学者を使って大々的に原発安全宣伝を行ってきた。こうした新聞が『脱原発』と言っても本当かと疑われる。」と批判しました。

これに対し「赤旗」は、「①第5福竜丸事件で反核運動が高まる中、核の平和利用を印象づけようとするアメリカの対日政策として原発が持ち込まれ、技術もウランもアメリカ依存の体制が作られた。②原発は一基5千億円もし、これをめぐって電力会社だけでなく大手メーカー、建設会社、銀行とこの利益にむらがる原発利益共同体が形成された。③こうしたアメリカと大企業の意向に沿って54基もの原発が日本につくられた。しかし国民の力で1970年以降の計画はすべて阻止してきた」ことなど、日本の原発政策の本質を報道してきたと、「赤旗」の優位性を語りました。

金目当てのプルサーマル

講演する小木曽編集局長
講演する小木曽編集局長

小木曽氏は一連の「やらせ」問題について、「大企業と腐れ縁のない共産党ならと信頼され、情報が寄せられた。2008年の泊原発プルサーマル受け入れシンポでは、5億円の交付金をもらえる期限が迫っていたことから受け入れの世論を作らねばと、『やらせ』が行われた。しかし今回の『赤旗』のスクープでプルサーマルは中に浮いた状態になった。」と「赤旗」が原発政策を動かす大きな力となった事を強調しました。さらにこうした大企業にもアメリカにも遠慮しないで真実を報道する「赤旗」に注目が集まり、「大震災以降、毎月100件を越える購読申し込みが中央本部に来ている」と、語りました。

海外報道でもまさる「赤旗」

競争相手は「読売」、「朝日」

小木曽氏は、「赤旗」の海外報道についても「一般紙はアメリカの窓からしか報道しない。『赤旗』の海外特派員は一般紙の1/5しかいないが、世界の変化を的確にとらえ報道している。世界はもはや大国が支配する時代ではなく、多極化している。『もうけ一辺倒の新自由主義とは決別』というのが世界の流れである。南米や中東の動きなどは、こうした立場に立つ『赤旗』でなければわからない。」と語りました。

さらに、他党の機関紙との比較では、発行回数やページ数で全く比較にならず、「赤旗」の競争相手は他党機関紙ではなく「読売」や「朝日」と考えていると語りました。

最後に、小木曽氏は、「原発からの撤退、国民を苦しめる悪政からの決別には『赤旗』を増やし影響を広げていくことが大切。さらに『赤旗』をおもしろくわかりやすい新聞、マイペーパーと思える新聞にしていきたいと思いますので、『赤旗』を増やして下さい」と、訴え講演を終わりました。

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脱原発で奮闘期待される真下道議

定例道議会開会

9月13日より10月7日までの日程で、第3回定例道議会が始まりました。真下道議の本会議質問は9月28日に予定されています。

今回の道議会は震災関連と原発問題が大きな争点となります。高橋知事は早々に泊原発3号機の営業運転を認め、批判が高まっていますが、原発推進を掲げる電力総連をバックにかかえる民主党は「脱原発」を言えず、頼りになるのは共産党の真下議員だけと、その奮闘に期待が寄せられています。

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北海道社会保障学校in札幌開催

講演する二宮氏

9月11日、北海道社会保障学校が札幌で開催され、二宮厚美神戸大学教授が、「3・11後の情勢と新たな社会保障を展望する運動」と題して講演をおこないました。

二宮氏は、「社会保障はそもそも権利で、国が責任を持つべきであるが、震災を機に『消費税増税も含めたみんなで助け合い』の制度へと変質させられようとしている」とし、「震災からの復興と社会保障の充実を統一して追求する大運動を起して行きましょう」と呼びかけました。

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トリカブト

トリカブト

きれいな花には毒がある…。

その筆頭はトリカブトでしょう。夏から秋にかけて青紫のきれいな花をつけます。花として庭に植えられたことも。

その毒は100gの根で大人50人を死なせる強さで、洋の東西を問わず、古くから知られており、毒矢に使われたり、殺人事件に使われたりしました。

しかしながら、毒成分の含量は種類や産地、生育の状況で大きく違うということです。自殺しようとトリカブトを食べたが、成分の少ないトリカブトで死ねなかったという話も。

毒は根に多く含まれていますが、葉にも毒があり、春には山菜と間違えて食べて死亡した例もあり、注意が必要です。

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11年09月18日付「豊平区新聞」より