友人宅、マンガ喫茶を転々としながら、最後にたどりついたのが共産党の事務所。
所持金は千円ほど。
勤めていた会社で、12時間、13時間労働、それに見合う賃金ではないことを抗議したら「やめてくれ」と言われやめたことなどを淡々と話し、夢は「調理師の資格を取って、好きな音楽を自分の店で聞かせながら、料理を作りたい」とまっすぐに私を見ながら語っていました。
まっすぐな道、回り道、でこぼこ道といろいろな人生があるでしょう。若い人たちが自分の人生をしっかり生きていけるように。頑張れば夢や希望がかなっていく社会へと一緒に力を合わせようと心から訴えました。
「落ち着いたら民青にも入って学びたい」政治のおかしさに気づいた青年たちが政治を変えていく力となっていくのではないでしょうか。少しずつではありますが、政治を動かす力が広がりつつあることを感じています。
10年02月14日付「豊平区新聞」より