日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

保育所待機児童数3年連続増

増加数は札幌が一番 保育所増設急務

待機児童数の推移認可保育所に入所できない待機児童の数が9月6日厚生労働省から発表されました。4月1日時点での調査を取り纏めたものですが、全国で2万6275人と、3年連続で増加となり、過去最高だった2003年とほぼ同水準となりました。待機児童数は大都市圏、政令指定都市、中核市で多く、これらで全体の8割強を占めています。

前年4月に比べ、待機児童の数が100人以上増えたのは、札幌、川崎、横浜など6市と東京の2区ですが、増加数は札幌が438人と最も多くなっています。豊平区に限って見ても、昨年4月に比べ75名も増加しています。4月1日時点での札幌市の待機児童数は840人、豊平区で108人となっていますが、これは、第1希望のみを記入している者(特定の保育所のみを希望)を除いた数です。

「第1希望のみを記入している待機者数も把握し、保育所整備計画に反映させるべき」との共産党市議団の指摘に、市長はそのようにすると答え、特定の保育所のみを希望する待機者の数も明らかにされています。この数も含めると札幌では1290人、豊平区では166人となります。7月時点ではさらに増え、札幌で1521人、豊平区で177人となっています。

安心して子供を預けられる保育所の整備は急務の課題です。日本共産党は、規制緩和の名のもとに、施設の拡充や保育士の増員をしないで、受け入れ定数だけを増やすやりかたには反対です。共産党市議団は、2010年度に1500人分の保育所増設を求めています。

このたび今年度の普通交付税が当初予算より139億円多く市に配分されることが明らかになりました。日本共産党札幌市議団は、この財源を、待機児童の解消など市民福祉の向上に活用するよう、市長に対し、申し入れることにしています。

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現場の切実な声や思いを共有

日本母親大会in福島

日本母親大会in福島今年の母親大会は8月28、29日福島市で行われ、豊平区から6人、北海道では100人を越える仲間が参加しました。

全体会は各地から7000人が広い体育館を埋め尽くし、冷房が効かなくなるくらいの熱気でした。会場の壁面いっぱいに、各地の一人一人が思いを込めて描いたシールが各地域の独創性で形作られたタペストリーに変身し張られていました。何と北海道は体育館の後全面を埋め尽くし圧巻でした。

午後のオープニングは映画「フラガール」のモデルのいわき市のフラ・タヒティアンダンスの華麗な踊りで、小学生の男の子も加わっており感動の舞台でした。

様々な団体の代表が運動の成果や今後の闘いの決意を表明し、日本母親大会でなければ体験できない現場の切実な声や思いを共有できました。

北海道からは、教育に携わる方が、文科省と道教委が行っている教員の思想差別と分断につながる通報制度や行動調査を告発する発言がありました。鹿児島県徳之島の代表の方が「痛みは他に移すものではなく、無くするもの」との訴えが心に響きました。講演は東北大学名誉教授の日野秀逸さんで、憲法の条文と照らし合わせながら「平和と健康は幸福の必要条件」のテーマで話されました。

印象的だったのは、「日本の財政は本来負債より資産が大きく、日本の税理士の計算ではイギリス並みの社会保障ができる。」というお話は今後の運動に活かせる視点でした。

分科会も41設けられ、どの分科会も今日の情勢を反映した魅力的なテーマで、参加を決めるにの迷ってしまいました。豊平から参加した6人で、おのおのが参加した分科会の様子を交流したのも有意義でした。福島に送ってくださった方々に感謝いたします。

(荒井)

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札幌市議会 第3回定例会

第3回定例議会は、9月21日から10月29日までの日程で開催されます。この議会では、09年度の一般会計、各事業会計等の決算審議を主な議題としています。日本共産党は、市民の暮らしと生活を守る立場から議会に臨みます。

市政に関する意見、要望をお寄せ下さい。

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10年09月12日付「豊平区新聞」より