5月3日から国連本部でNPT再検討会議が28日までの日程で始まりました。
これに先立ち2日、日本からの代表団1,500名を含む1万人を超える参加者がニューヨークのビル街を「核兵器廃絶交渉を開始せよ」とパレードを行いました。豊平区から参加した五十嵐さんもこの行進に参加し、核兵器廃絶を訴えました。
核不拡散条約の英語の略称。1970年に発効、米、英、露、中、仏の核兵器保有を認めそれ以外の国の核兵器保有を禁ずるもの。本条約では、核保有国に対し核軍縮に向け「誠実に交渉を行う」よう求めていることから、各国がこの条約を受け入れ、現在190カ国が加盟。インド、パキスタン、イスラエルは未加盟。北朝鮮は脱退表明をしている。5年ごとに再検討会議を開いている。2000年には「核兵器の全面廃絶を達成するという約束」が盛り込まれたが、アメリカが受け入れを拒否。今回の会議では、核兵器廃絶に向け国際的な交渉を開始する合意が求められています。
国連本部前では、NPT再検討会議に向けて世界で取り組まれたアピール署名「核兵器のない世界を」の提出式が行われ、新婦人の米山事務局長と日本原水協の沢田代表理事がNPT再検討会議議長に署名を手渡しました。このうち日本原水協が中心になって集めた署名は690万筆余りに達しました。
日本からの代表団は、ニューヨークでも署名に取り組むとともに、各種平和団体主催の集会に参加し核兵器廃絶の輪を広げました。
5月9日、日本共産党豊平区委員会は、美園のスーパー前で「普天間基地の無条件撤去」を求める署名宣伝行動に取り組みました。
この行動には、地域から7人が集まり、ハンドマイク宣伝、「しんぶん赤旗」号外を配布しながら、買い物にきた方や通行人に、「普天間の基地は無条件撤去に」と呼びかけ署名を訴えました。
ある男性は「やっぱり移転条件なしの撤去しかないね。そういうことだよね」と署名してくれました。
基地問題には関心が強く、買い物客らが署名にも快く応じてくれ、基地問題を知らせる「しんぶん赤旗」号外も受け取ってくれました。
5月8日、月寒五区後援会で、年金問題を話題につどいを開催しました。年金者組合豊平支部書記長の真田紀子さんを講師に、年金制度の要点を説明いただき、女性の年金額が低い問題などについて、資料をもとに話してもらいました。
その後の懇談では、遺族年金の不合理問題、自分の掛け金が無駄になる問題などが出されました。また、「体調を崩し仕事をやめたので生活が大変」「これからは共産党の集まりに出て勉強したい」などの意見が活発に出され、2時間があっという間に過ぎました。
5月8日午後、南平岸後援会が、9日は旭水後援会が花見を行いました。それぞれ16人と24人が参加しました。
南平岸後援会はあいにくの雨のお天気でしたが、昼食をとりながら、旭水後援会は地域の神社で焼肉に舌つづみを打ちながら交流を深めました。
どちらの花見でも「共産党の果たしている役割が光っている。7月の参院選挙で必ず躍進を!」と話し合われました。
参加者は、共産党に期待する思いや近況を話しあい、楽しい時間を過ごし「いろいろな意見の違いもあるかもしれないが話し合うことが大切ですね」と感想を話していました。
共産党池田ゆみ市議予定候補も参加し「参院選で勝利し来年の市議選でも必ず勝ち抜くためにがんばります」とあいさつしました。
10年05月16日付「豊平区新聞」より