日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

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ニュースと話題

学童保育対象学年拡大を検討

札幌市議会代表質問坂本議員に答弁

坂本きょう子市議坂本きょう子市議

日本共産党の坂本きょう子市議は24日、第1回定例市議会本会議で代表質問に立ち、上田文雄市長の政治姿勢や、新年度予算案、経済・雇用対策、子どもに関わる問題、車に頼らない街づくりなどについてただしました。

坂本氏は、市長の政治姿勢に関し、5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた見解をただしました。

市長は「札幌市の加盟する平和市長会議では2020年までの核兵器廃絶への道筋を示す『ヒロシマ・ナガサキ議定書』の採択を目指しており、会議が成功することを期待している」と答えました。

また坂本氏は、共同学童保育所について、対象学年の段階的拡大、補助要件を下回った場合の年度末までの補助継続について、前向きの姿勢を示すよう求めました。

市理事者は高学年受け入れについては課題があり、補助継続は年度途中で10人未満となった場合の対応も「実施時期を含め検討したい」と答えました。

さらに坂本氏は、緊縮財政にはかわりないなかで、市民の暮らし、福祉を守り、経済をささえ、雇用確保をはかるうえで努力すべき課題があるとし、子どもの医療費助成の拡充、介護保険料・国保料の引き下げ、特養老人ホームと市営住宅の増設を求め、保育料、市営住宅家賃などの値上げは行うべきでないとただしました。

市は特養ホーム待機者の減少に積極的に取り組むとしつつ、保育料、市住家賃については国の制度改定に伴うものと答えました。

坂本氏が、車にたよらない街づくりはCO2削減に有効、都心一極集中型の転換になるとして、公共交通の位置づけ、利用の向上など、部局の垣根を越えた取り組みと市電延伸の具体化を求めたのに対し、市は、それは「環境首都・札幌」にふさわしい街づくりの方向性だとし、各部局が垣根を越えて一層連携するとし、市電の延伸については会期中に「考え方」を示したいと答えました。

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来年3月までに基本設計月寒公園再整備

私たちの声を反映させよう

札幌市は、公園の再整備を計画的に進めていますが、旭山公園の整備が終わったのを受け、月寒公園の整備を行うことなりました。

すでに利用実態調査(利用者等からの聞き取り)、環境調査(水質、動植物など)が終わり、有識者や地元町連会長、スポーツ関係者等で構成する計画策定委員会が発足し、整備計画の検討が始まりました。この概要については、先日開催された第1回シンポジウムで報告されましたが、計画の策定はこれからです。今年の10月頃に、整備計画のタタキ台が出され、来年3月には基本計画が決まる予定です。

月寒公園は市街地の真ん中にある貴重な緑地で市民の安らぎの場となっています。施設整備に金をかけるのでなく、今ある自然を生かしていくことが大切と思われます。旭山公園の再整備では、障がい者に配慮した整備がなされましたが、今後高齢化社会を迎えることを考えると、こうした点も重要と思われます。私たちの声をどんどんあげ、市民の声を反映させた整備計画にしていきましょう。共産党地区委員会にもご意見をお寄せ下さい。

なお、計画策定委員会の概要は「札幌市みどりの推進部ホームページ」で見られます。

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豊平区革新懇話会と新婦人が宣伝行動

核兵器のない世界へ被爆国日本の声をニューヨーク・世界へ届けよう!

宣伝行動2月19日午後、豊平区革新懇話会は、地下鉄月寒中央駅にて「核兵器のない世界へ」と署名宣伝行動を行いました。

この宣伝行動には新婦人豊平の会員や豊平区革新懇の加盟団体から11人が参加し「みなさんの署名をニューヨークへ届け世界の平和運動につなげます。どうぞ署名にご協力下さい」と訴えながら宣伝行動に取り組みました。

宣伝行動地域の私立高校の受験日と重なり、試験を終えた中学3年生のみなさんが通り、呼びかけに応えて続々と署名してくれました。

「核兵器を無くそうの署名だね」「大事なことですね」と友達と一緒に署名してくれたり、署名についての説明を熱心に聞く中学生が多く、説明を聞いた後は「大事なことですね」「頑張って下さい」と署名してくれ、署名の順番待ちをする状況も見られました。

五十嵐直子事務局長NPT再検討会議に参加する五十嵐さん

ニューヨークで開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議に参加することとなった新婦人豊平支部五十嵐直子事務局長も宣伝行動の先頭立ち、元気に署名への協力を呼びかけました。

行動に参加した「西岡九条の会」代表・岡野哲さんは「若い人たちがこんなに熱心に話をきいてくれてうれしい。久しぶりにたくさんの若い人と話して元気をもらった気がする」と感想を話していました。

この日は約40分ほどの行動で162人の署名が集まりました。

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普天間基地は撤去しかない

普天間基地の移転を巡って、民主党は迷走を続けていますが、沖縄をはじめ、全国各地から、基地はいらない、との声があがっています。安保破棄実行委員会を始め、共産党でも署名活動にとりくんでいます。北の大地から、沖縄に基地を押しつけるな、普天間基地は撤去をとの声を政府に届けましょう。

詩人の日下新介さんから「ジュゴンからのメッセージ」との一篇が寄せられました。

ジュゴンからのメッセージ

はるかなる北の大地に寄せる

日下新介

やんばるの森から

マングローブの林をたどっていくと

そこはおいらの海だ

珊瑚のテーブルのかたわらにひろがるのは

海草の牧場

おいら

時おり海面に顔を出してあたりをうかがうと

得体の知れない黒い物体の

空をつんざく轟音

ああ いつぞやの鉄の爆風が

なおもおいらを脅かしている

沖縄に注がれた

悲しみの血潮は

なお ガマの中 海の底ふかく

へばりついているというのに

なおも

そうだ なおも

この地に居座り続けるというのか

その昔

遠い国のバビロニアでは

ジュゴンは知恵と文明の神だった

世界のいたるところ

人々の夢をはぐくんできた

おいらの物語は

尽きることなく語り継がれる

おお ディゴの花よ

もっと赤く咲け

ひめゆりよ

もっと輝け

おいらは届ける

沖縄のねがいを

普天間から矢臼別へ

矢臼別から国の隅々まで

そこにむすばれたひとすじのラインは

平和と希望のあかしだ

おいらは待っている

普天間の屈辱を

辺野古の海に許さない

署名にこめるあなたの熱い息吹を

北からの純白のたよりを

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10年02月21日付「豊平区新聞」より