「昔はお風呂屋さんがすぐ近くにあったのですが、今は20分くらい歩かないとないんです」「でも、そんな理由では引越し費用は出ません。引越しをするのなら自分でお金をためてと言われて、あきらめているんです」と保護を受けているMさん。
足が痛くてお風呂の帰りに時々タクシーに乗ることもあるそうです。そんなことが続くと生活が大変になるのが見えてくるのではないでしょうか。どこにお金をためていく余裕が出てくるのでしょうか? 話を聞くだけで怒りがわいてくる相談です。
「健康で文化的な最低限の生活を保障する」憲法25条がいかされていない政治だということを見せ付けられるような思いです。「お風呂に毎日入りたい」このささやかな願いがかなわないとは・・・。なんと遅れた制度でしょう。
憲法25条が活かされるルールある政治がなんとしても必要と強く感じます。
Mさんとは「あきらめず頑張ろう」と話しています。これから交渉して願い実現に向け一緒に頑張ります。
09年07月26日付「豊平区新聞」より