日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

安心の医療・介護へ

抑制策転換求め共産党がシンポ

パネリストの高橋ちづ子(中央)と(右へ)安田、奥田、大門みきしの各氏パネリストの高橋ちづ子(中央)と(右へ)安田、奥田、大門みきしの各氏

「社会保障政策を、削減から拡充へ転換させよう」と6日、札幌市でシンポジウム「安心してくらせる医療・介護を」が開かれました。日本共産党北海道委員会と国会議員団北海道事務所が主催したもので、140人が参加しました。

高橋ちづ子衆院議員、大門みきし参院議員、北海道中央労災病院せき損センター院長の安田慶秀氏、岩内町地域包括支援センター長の奥田龍人氏が報告と問題提起をしました。

高橋氏は、母子加算が復活し、肝炎対策基本法が成立して、「国民のたたかいが現実政治を動かしている」と強調。地域医療を守るには診療報酬の引き上げ、大学の交付金増、公的病院の役割発揮が大切と指摘しました。

北海道のせき損(せき髄損傷)医療を担っている安田氏は、「主要国との比較でも日本の医療費は少ない。過重労働で医師が不足しています。医療費抑制政策が医療崩壊を招いています」と語りました。

奥田氏は、介護保険制度が利用しにくい複雑な制度になっており、「介護以外の支援と高齢者の権利擁護システムの構築が必要」と訴えました。

大門氏は、医療保険財政の立て直しには「減らし続けてきた国庫負担を元に戻し、大企業が応分の社会保険料負担をすることが大事」と強調しました。

参加者からは「高齢者に害悪を広げる後期医療制度はすぐ廃止させましょう」と意見や質問が相次ぎました。

はたやま和也道政策委員長(参院道選挙区候補)が主催者のあいさつをし、紙智子参院議員と宮内聡国会議員団道事務所長が進行役を務めました。

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太平洋戦争開始68年

「赤紙」配り、戦争二度と

「赤紙」配りに参加したみなさん「赤紙」配りに参加したみなさん。右端は池田ゆみ市議候補

太平洋戦争開始68周年の8日、「憲法9条を守り、軍事同盟でなく話し合い・平和解決の道へ歩み出しましょう」と、札幌市の繁華街で多彩な行動が取り組まれました。

青年を侵略戦争にかり出した召集令状を知ってもらおうと印刷した「赤紙」を通行人に配ったのは、「平和を守る母親全国連鎖行動」に呼応した50人を超える女性。

侵略戦争でアジア・太平洋諸国で約2000万人が犠牲になったことを示し「武器はいらない」「再び赤紙が配られることのないようもっと声を」と呼びかけました。

太平洋戦争のことや「赤紙」について熱心に尋ねる若い女性、喫茶店でビラを読み話しに聞き入る姿などが目立ちました。

道平和婦人会、道労連女性部、道母親連絡会、北商連女性協、新婦人札幌中央支部などが訴えました。

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第4回定例市議会

村上市議が代表質問

質問する村上市議質問する村上市議

日本共産党の村上仁札幌市議は3日、第4回定例市議会で代表質問にたち、雇用・経済の緊急対策や、保育、医療・介護、家庭ごみの問題、市電の延伸などについて市の姿勢をただしました。

村上氏は、高卒予定者の就職支援で、市立高校卒業予定者の内定率が10月未現在で28.8%と前年同月比4.4ポイント下回っていることを指摘。「深刻な状況を踏まえ、市長が自ら経済界に高卒者を受け入れるように働きかけるべきであり、本市自ら高卒者の採用を増やすべきではないか」と求めました。

上田市長は「ハローワークなどと連携し、経済団体に対し求人要請してきたが、引き続き対応を検討していきたい」とのべ、市職員採用について「職員の大量退職期を迎え、来年度も一定程度の採用枠を確保した。今後も行政需要に応じた定員管理に努めていきたい」と答えました。

村上氏は、400億円の資金枠がある景気対策緊急支援資金の活用について、「年未に急増する中小企業の資金需要に対応するため、この資金枠を残さず活用すべきであり、相談件数が例年、年未から来年3月まで大きく増加することから、相談体制を強化すべきだ」と迫りました。

「資金枠が9割程度活用される見込みである」とのべた生島典明副市長は、相談体制強化について、5日から30日までのすべての閉庁日に「特別相談窓口を開設し、年度未にも同様の相談体制をとることを明らかにしました。

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老後を安心して暮らすために

月寒6後援会が共催でつどい

「きよしのずんどこ節体操」を踊る参加者のみなさん「きよしのずんどこ節体操」を踊る参加者のみなさん

12月5日、月寒地域の六つの共産党後援会が、月寒公民館で「老後を安心して暮らすために」のテーマでつどいを行い50人が参加しました。

はじめに、デイサービスの所長さんの音頭で「きよしのずんどこ節体操」を参加者で踊り、心と体をほぐし、その後、勤医協月寒医院在宅センターの柏原広美センター長より勤医協の「高齢者住宅」の紹介、「介護保険制度」などについてのお話を聞きました。

高齢者住宅の話には、うなずきながら聞く姿が多く見られ関心の高さを感じました。

介護保険制度についても、「認定の手続き」に1ヵ月もかかる話や、豊平はもっとかかるなどの話に「えー」と驚きの声が聞かれました。

新認定基準でのコンピューター判定で軽度の判定を多く出すことで利用者の批判が強まっていることも話され、「黙っていてはそのままにされてしまうので、困ったときは、誰かに相談。声をあげることが大切です」の話に大きく、うなずく姿が目に止まりました。

参加者からも切実な介護についての質問、意見が出されました。

池田ゆみ市議予定候補も参加し生活相談の、医療をめぐっての貧困などの実態が話されました。

民主党のマニフェストの介護保険制度の改善に触れていることが紹介され、「国民のために政治を前に進めるために、来年の参議院選挙での共産党の前進を」と呼びかけました。

参加者から「わかりやすくて参考になった」の感想が寄せられました。

つどいの後は、コーヒー、手作りケーキ、塩漬けワラビ、衣料品等のバザーを行い、交流も深めました。

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09年12月13日付「豊平区新聞」より