日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

隠された待機児童数

実際は市発表の2倍

井上議員が保育所整備求める

日本共産党の井上ひさ子札幌市議は1日、第3回定例市議会本会議の代表質問で、上田文雄市長の政治姿勢や経済雇用対策、保育所の待機児童問題、子どもの貧困、新型インフルエンザ対策などについて、市の対応をただしました。

札幌市議会代表質問

質問する井上市議質問する井上市議=1日

保育所の待機児童問題で井上氏は、市が公表した待機児童(7月1日で585人)が、実際には1123人だったことを追及しました。

入所申込書に第1希望しか記入していないと入所を待っている人数とは扱わず待機児童に入れない―という定義について井上氏は、「保育所の入所申し込みをして、待機させられていながら『公表されていない待機児童』が、市公表の数とほぼ同数いたことは衝撃的だ」とのべ、「私たち議員や、保育にかかわる運動をしてきた市民の願いは、待機児童を解消することです。今後は『隠されてきた待機児童数』も含め人数を明らかにし保育所整備計画をつくるべきだ」と迫りました。

上田市長は「承知していなかった。(井上議員の指摘は)重要な指摘」として、「今後は第1希望のみの記入であっても人数を示していきたい。保育を必要とするすべての人に保育を提供したいという気持ちでおり、可能な限り努力したい」と答えました。

高校授業料を軽減し 生活苦の退学ゼロに

高校授業料の無償化や減免について、先の総選挙で、共産党をはじめ各党が公約としたことを受け、井上氏は、市の高校授業料条例にある、2カ月滞納すると「退学させることができる」という条文の削除をあらためて求め、「経済的な理由で高校を辞めざるをえない生徒を、一人も出さないことを市長が高らかに宣言すべきではないか」とただしました。

北原敬文教育長は「これまで授業料の減免や市の奨学金の拡充など支援を行ってきたところであり、特に条例改正を要するものとは考えていない」とのべました。

井上氏が、「たしかに特殊な事情のある生徒に対し、免除の仕組みがあるが、特殊な事情のあるなしではなく、経済的な理由で退学する生徒をなくすべきだ」と再度強く求めたのに対して、上田市長は「経済的事情のみで退学させる考えがないことを断言する」と答えました。

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政治の病気直します

札幌で小池参院議員と語る会

参加者に語りかける小池議員参加者に語りかける小池議員

「病院から永田町に移り、日本の政治の病気を治す医者としてがんばっています」。9月30日夜、札幌市で開かれた「参院議員・小池晃さんと語る会」(同実行委員会主催)で、医師でもある小池さんはユーモアを交え、鳩山新政権、雇用、社会保障、農業問題などについて参加者約90人を前に話しました。

参加者からの質問コーナーや子育て、雇用、障害者などの各分野から国会への要求が届けられ、小池さんはそれぞれの要望や質問にていねいに答え、テレビではわからない苦労も披露されると会場は笑いに包まれました。

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核も戦争もない世界を!

新婦人豊平支部が署名宣伝行動

署名行動に参加した新婦人豊平支部のみなさん署名行動に参加した新婦人豊平支部のみなさん=手作りの原爆パネルの前で

新婦人豊平支部は10月5日午後、中の島のスーパー前で核兵器廃絶アピール署名と憲法9条を守る署名に取り組みました。

中の島や平岸地域から新婦人の会員ら6人が集まりました。

新婦人平和部のみなさんによる手作りの「原爆パネル」を街頭に展示しながら、買い物客や帰宅途中の高校生らに呼びかけました。

署名に応える人たち ハンドマイクでは「世界が核兵器廃絶の道に大きく動き出しています。鳩山新政権も国連で核兵器廃絶の立場に立ちました。このことが現実に日本の国内でもしっかりと政治の中に位置づけられ進んで行くように、私たちの願い「核兵器廃絶」「憲法9条を守ろう」の声を今こそ大きくひろげましょう。みなさんの一筆一筆の署名が大きな力になります。署名にご協力下さい」と訴えました。

学校帰りの小学生が足を止め、原爆パネルを見て、署名をしてくれました。

署名に応える人たち 通りかかった男性は、呼びかけに応えて署名をしてくれたあと、自分の戦争体験の話や、核実験での被害、世界のあちこちで起こっている紛争、戦争もなくして欲しいと話してくれました。

この日、30分の行動で36人の署名が寄せられました。

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09年10月11日付「豊平区新聞」より