日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

日本共産党北海道交渉団が政府交渉

農水省 生産者の窮状訴え対策迫る
福祉灯油「継続する」総務省が約束

政府交渉に臨む交渉団
政府交渉に臨む党交渉団

7月24・25日、日本共産党の紙智子、大門実紀史参院議員と宮内聡氏ら衆院比例予定候補、全道の地方議員団は、国会議員会館で各省庁の担当者に対し道民の切実な要求を示し政府交渉をおこないました。

農水省交渉では飼料や肥料、生産資材の高騰に対し価格が安すぎるため、生産者支援対策を求めました。乳価問題では「生産者と乳業メーカーの間の問題」との答えに対し、渡辺ゆかり比例候補は「日本の酪農をどうしていくのかが問われている」と指摘しました。宮内氏は「大型店が目玉商品づくりに低い価格を押し付けている」と訴えました。ビニールハウス栽培の除雪機への免税軽油の適用や小型漁船の船外機のガソリン税免除を求めたのに対し「見分けが難しく脱税につながる」と答えたのに対し紙氏は「どう見分けるか知恵を出すべき」と指摘しました。

総務省には市町村がおこなっている福祉灯油に対し政府が実施した支援制度の継続を要望、担当者は「昨年度と同様に今年も継続する」と約束しました。

厚労省交渉では「応益負担」廃止、補装具の負担軽減、生活保護冬期加算基準引き上げ、生保世帯通院交通費削減の改善指示の徹底などを求めました。

文科省では各地で地震が続き急がれている学校耐震診断と耐震化、私立学校に対する国の財政支援割合の引き上げを求め、国交省では札幌市のバス路線廃止計画について、単独自治体内のバス路線にも補助など住民の足を守る方策を求めました。

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人権侵害許さず 犠牲者の名誉回復を!

レッド・パージ問題を考えるつどい

つどいに参加したみなさんつどいに参加したみなさん

豊平区内の「レッド・パージ問題を語るつどい」世話人会は、27日、同区内で党創立86周年記念の一貫として同「つどい」を開きました。

これには、「しんぶん赤旗」北海道のページを見て、遠路帯広から参加したという人を含めて23人が集まりました。

つどいは最初に、佐々木武元治安維持法国賠要求同盟道本部事務局次長が「なぜ今レッド・パージ問題を」と題して話されました。

そして、「レット・パージーとは何か」と、その用語に含まれる特有の歴史的意義を深く認識するための定説からそのレッド・パージの本質と実態を明らかにしました。

続いて犠牲者である元国鉄の安孫子登さん(81歳・当時函館車掌区)、苗川清一郎さん(86歳・当時苗穂工機部)がパージされたときの模様と名誉回復のための日本弁護士会人権委員会に提訴してたたかう決意が示されました。

さらに参加者7人から炭鉱や教員、大学などでのレッド・パージの状況や体験などとともに、今後の活動などについての質問や意見などが次々と出されました。

参加者からは「このような集まりに出会えて本当によかった。ありがとう」「各階層、分野でのレッド・パージ犠牲者の生の声を記録に残し、今後のたたかいに引き継がれるようにしてほしい」などの感想が寄せられました。

参加者したIさんは、「過去の問題のように感じますが、憲法から逸脱して行われたレッド・パージを国が間違いと認めることが、今後の民主主義を守る運動に大きく左右することだとあらためて学びました。私たちの問題として多くの若い人にも広げる大切さを感じました」と感想を述べていました。

「つどい」には、日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみさんが参加して挨拶を述べました。

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08年08月03日付「豊平区新聞」より